ル・オーナの毎日

狂犬病のお話

ル・オーナからの春のお知らせがみなさまに届いてからの
最初の土曜日。


狂犬病予防接種とフィラリア予防、ノミ・ダニ予防のスタートで、
ル・オーナの待合室は、熱気でムンムンです(笑)


ル・オーナの1週間の中で、
土曜・日曜は一番にぎわいます。

やっぱり、みなさんお仕事をされていて、
土日お休みって方が多いんですよね。


なので、家族みんなが時間のとれる土日に
わんちゃん、ねこちゃんを連れていらっしゃることが多いようです。


ル・オーナで迎える春も、今年で3回目。

ル・オーナに来る方々にも、
このシーズンのスタートが、だいぶ定着してきたように感じます。


わんちゃん、ねこちゃんにとって、
しっかり予防をしてあげるということは、
とても幸せなことだと思うので、うれしい限りです。


何かあってからでも対応はできるけど、
そうなる前に予防できるものは予防するに限りますものね!!!


ところで、本日は、狂犬病のお話。


狂犬病って言葉は聞いたことがある!という方がほとんどなのでは?!

少し前に、
「狂犬病にかかったワンちゃんに噛まれて死亡」
というニュースもありましたよね???


あのニュースの内容は・・・

日本から旅行に行った先で、わんちゃんに噛まれて、
帰国後、狂犬病が発症し、亡くなった・・・というお話でしたよね。


ポイントは、日本で、噛まれたのではない!ということ。


日本では、1957年以来、狂犬病は発生していません。



「日本にはないから、予防しないくていいんじゃ~ないのぉ?」
って言われることも、よくあります。


では、なぜないのに、予防するのか???


それは・・・

もしも日本に狂犬病が入ってきたときに、昔のようになりたくない。
という願いがあるから。


特に、狂犬病は、犬だけでなく、哺乳類全般、人にもうつる病気であるということ、
狂犬病を発症したら、ほぼ100%亡くなってしまう怖い病気であることから、
しっかり予防しよう!という動きになっているのです。


今、室内犬が増えて、
狂犬病予防接種を受けないケースが増えています。


確かに、日本には今存在しない病気で、
感染ルートも、狂犬病にかかった動物から噛まれた場合のみと特定されているので、
室内犬で外に行かないから平気という考えが出てくることも分からなくはないです。


だけれど・・・

もしも、何かの理由で、日本に狂犬病が入ってきた場合、
どうなるでしょう???


今までに、口蹄疫などで、感染を最小限に抑えるという理由で、
殺処分になったケースも多くありますよね??


もし狂犬病が入ってきて、
予防接種を受けていないことで、
蔓延するのを防ぐという理由で、

自分のうちの大事なわんちゃんが殺されるということになったら・・・
つらいですよね。。。


でも、
今までのケースから考えて、
そして、人も死に至らしめる病気であるとなると、

きっといざとなったら、
そんなふうになってしまうのでは・・・と思ってしまいます。


そうなると、
獣医師はもちろん、愛犬家、愛猫家のみなさんは、
ひどく心を痛めることになるでしょう。。。


もしも、法律の通り、みんながしっかり予防するというふうになっていれば、
大惨事になったとしても、
殺処分という方針は出てこないかもしれないですよね。


そう考えると、
やっぱり狂犬病の予防接種は、ぜひしておきたいなと思ってしまいます。


これは、私の個人的な考えで、極端な考え方かもしれないけれど、
わんちゃんと人との共存という上で、
わんちゃん・ねこちゃんを飼っている方は、
そこまで考えて、守っていってほしいなと思います。


「何も罪のない子たちが殺されることになる」
というのは、絶対に避けたいところです。


本当にそうなるかは、実際ならないとわからないことですが・・・

まずは、日本に狂犬病が入ってこないように、いくつものガードがなされているとは思いますが、
何かあったときのことを深く考えると、
そのようなこともあるかなぁ・・・と思うわけです。


変わった生き物をほしがる人も増え、
密輸も増えてきています。

狂犬病の媒介をするコウモリの行動範囲が増えているそうですし、
コウモリをペットにするケースもありますよね?


「絶対大丈夫!!!」はない!
と思ってほしいのです。


ワクチンの副作用や危険性から
ワクチン接種を反対したり、拒否したりというケースもあります。

それは、
いろんなことを考えた上で、飼い主さんが選択されることであれば、
それでいいのでは?と思っています。



まずは、その必要性、目的を知って、
そのことについて、考えてもらう。
そうして、一つの考えを導いてもらう・・・

それに意味があると思うので。



私は、なんでも一緒だと思っています。

避妊・去勢手術も、
ワクチン接種も、
フィラリア予防も、
ノミ・ダニ予防も、

そうなってからでも、ある程度は対応できる。
助かる病気もある。

ただ、そうなる前に予防して、ならないようにするか?

なってから、苦しい思いをさせて、つらい治療をして、克服するか?

だと思うのです。


それは人それぞれ受け止め方、考え方が違うと思うので、
その飼い主さんが思うこと・・・
それに私たちは合わせるようにしています。


ただ、それを選択するための情報提供はいつでもしたいと思っています。
間違った情報提供をしないよう、これからも目指していこうと思っています。
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# by ruoona | 2012-04-14 22:23 | 病気のこと

疥癬(かいせん)について

疥癬(かいせん)って
みなさん、ご存じですか?!


疥癬とは、ダニの一種によって、引き起こされます。

ちょっとわかりにくいけれど、
コレがそのダニ。
   ↓
e0196557_16443056.jpg

中央にいるのが、そうです。


顕微鏡でしか見ることができないサイズなので、
これも、先日、皮膚病のわんちゃんから採取して、顕微鏡で見たときの映像なんです。


ついでにコレ
  ↓
e0196557_16462669.jpg

真ん中に二つ細長い丸いもの見えますか???
コレは、さっきのダニの卵!


ダニは、寄生しながら、こうやって卵を産み、
またその卵からダニがかえり、
どんどん増えていくのです。



このダニ・・・どうやってうつるの?ってことなのですが、

お母さんがもっている場合、生まれてきた赤ちゃんももっています。
そして、
このダニをもっている子に触ることでもうつります。


この疥癬に関しては、
犬でも猫でも移しあいっこしちゃいますし、
厄介なことに、
人にも移しちゃうんです。


あとは、
野生のたぬきなども持っていることがあります。


なので、
外飼いの子の場合、
たぬきなどが庭に来るおうちに関しては、
この疥癬をもらうこともあるんですよ???


疥癬の症状って???


とにかく、かゆがります。

そして、脱毛がおき、
皮膚は赤くなったり、ひっかき傷だらけになったりします。


その傷からばい菌が入って、
化膿したり、湿疹ができていたりすることもあるんですよ。


これは、少しわかりづらいけれど、
わんちゃんの頭を上から撮影したもの。

e0196557_16531728.jpg

頭の毛が薄くなっているのがわかりますか???


もう少しアップで、毛をかき分けて撮ったものがコチラ
        ↓
e0196557_16544584.jpg

実際は、脱毛もそうなのですが、
皮膚の色が赤っぽくなって、
湿疹がたくさんある状態でした。


この子も、
皮膚をかゆがって、脱毛があり、
飼い主さんが治療してほしいと連れていらっしゃった子でした。


で・・・

皮膚検査で、疥癬を発見して、
注射をすることに・・・


疥癬の治療で、シャンプーや体につけるお薬を使用されることもあるんですが、
目の周りなどにもあったので、今回は使用不可。

目に入ってしまうといけないお薬なので・・・


で、注射になったのですが、1回注射をして、2週間あけてもう一度注射。
これで、OKなんです。


なぜ、2週間後なの?

それは・・・
さきほどのダニの卵が2週間するとかえって大人のダニになるんです。

注射は、この大人のダニに効くので、
それを狙って、2週間後に打つわけなのです。。。


だから、ジャスト2週間で注射を打ちに来てもらうようにしています。


先ほどの写真の子も、

2回注射を打って・・・

2次感染を起こして、化膿していた皮膚は、
薬浴(菌をやっつけるシャンプーで洗う)をして、
抗生剤を少しだけ飲んで、
治療をし・・・

皮膚の再生を待ち、
新しい毛が生えるのを待ち・・・


今は、
e0196557_1752650.jpg

こ~んなに、キレイに皮膚がなり、毛も生えそろいました。


よかったよかった!


何より、飼い主さんが、

皮膚がキレイにならないんじゃないか?
ずっと一生ハゲちゃったままなんじゃないか?

って心配されていたので、

こんなにイケメンになって、大喜び!!!


アトピーじゃないの?とか、
アレルギーじゃないの?とか、
周りから言われていたらしいのですが、

そんな病気ではなく、

ダニをやっつければいいだけ!の病気だったのです。


思い込みや勘違いで悩む前に、
まずは病院へ!

意外にあっさり治ってしまう病気かも?!
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# by ruoona | 2012-04-13 21:39 | 病気のこと

ビフォーアフターシリーズ!

トリミングのビフォーアフターシリーズです☆(笑)


トイプードルのココちゃん。

久しぶりにトリミングに来たのですが、
どんなふうに、お顔が変身したかというと・・・


e0196557_16323257.jpg

だいぶ、伸びましたぁ~!

もともと真っ黒の毛色なので、
目がどこにあるの?状態になっちゃってます(笑)


さぁ~~~てっ!


この状態からの~イケメンへの変身!!!


行きますよぉ~~~?!


じゃ、
じゃ、
じゃぁ~~~~~んっ!!!

e0196557_16371440.jpg


こんな感じに!!!


やっぱり、すっきりすると、イケメン度がアップするね☆


ココちゃんは、おうちの方がしっかりお手入れしているらしく、
だいぶトリミングの間が空いていたのですが、
全く毛玉がなかったんです。


毎日のブラッシングって大事ですね!!!
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# by ruoona | 2012-04-12 22:05 | トリミング

じゅじゅさま

今日は、病院から里親さんにいった子のお話。


うちの病院に来たのは、生後1か月ちょっとくらいのころ。
スタッフが代わる代わるうちに連れて帰って、ミルクをあげておりました。

少し経って、離乳食の練習を始めた頃の写真がコチラ
    ↓
e0196557_1552756.jpg


この頃、せっせと里親探しをして、
なんと、幸運にも、二人とも里親さんが見つかり、
それぞれのおうちに行くことに・・・


それぞれのおうちに行ってからついた名前が、
「じゅじゅ」と「あんじゅ」。

偶然にも、ちがうおうちにいった二人の名前に、
「じゅ」がついていることがすごいですよね。

運命なんでしょうか???(笑)


「じゅじゅ」は、私の知り合いのおうちに行ったのですが、
これまた、ものすごい、やんちゃっ子で
さすがの猫好き夫婦も、傷だらけになり、
手を焼いておりました。。。

そのころの写真がコチラ
      ↓
e0196557_15555296.jpg

この写真では、お澄まししてますけど、
実際はおてんば(笑)


そして、生後5か月ほどで、避妊手術。
帰りにお友達の美容院に遊びに行ったんだけれど、
そのときの様子がコチラ。
     ↓
e0196557_1650440.jpg

すっかりお姉さんになってますよね???(笑)


それからしばらく会ってないんですけど、
きっとたくましく?!育っていることでしょう・・・


さてさて、
このじゅじゅさんの飼い主さんが、新しく美容院&ネイルサロンをオープンしたんです。

わたしの知り合いってこともあり、
ル・オーナから里親にいったところでもあるってことで、
ちょっと宣伝を(笑)


BONiiTO HAiR and NAiL

〒8920842 鹿児島県鹿児島市東千石町4番27号 YKビル2F
099-814-3006

ここに行けば、
猫好き夫婦と、きっと動物のお話で盛り上がっちゃうこと、間違いナシですよ~☆
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# by ruoona | 2012-04-11 21:55 | その他

マイクロチップのお話

去年の震災のこともあったり、
それ以外にも地震対策の問題や、飼い主さんの管理責任問題などで、
マイクロチップが再注目されているようですね。


ル・オーナでも、
マイクロチップの相談を受けることが増えています。


飼い主さんの意識もアップしてきてるんでしょうね。


よく聞かれること・・・
少しピックアップしてみますね!


まず、その1。麻酔をかけるんですか?!

麻酔は必要ありません。
ワクチン接種やその他の注射と同じ感覚で、マイクロチップはいれることができます。


その2。どのくらいの年齢から可能?!

ある程度成長していたらOK。
ワクチン接種などで病院に来ている子なんかだったら、まず大丈夫です。


その3。痛くないんですか?!

本当に注射をする感覚だと思ってください。
針を刺すときに、チクッとはしますが、そのあとは全く・・・
とりわけ痛いというわけではないんです。


その4。副作用とかってないんですか?!

体にないものを入れるわけなので、心配ですよね?
これに関しても、全く問題なし。
うちの子たちも、小さいうちから入れていますが、問題を起こしたことはありません。

最近は、電磁波のことやらいろいろ話題になっているから、気になるところでしょうが、
いまだに報告はないので、大丈夫ですよ。


その5。入れたら、どんないいことがあるの?!

入れておくと、もしも迷子になったときがスムーズなんです。
もし迷子になって、保健所につれていかれても、
保健所で、マイクロチップのリーダーを通してくれるんです。

もしも、該当するデータがあれば、すぐに飼い主さんに連絡が来るというわけ。


だから、リーダーを通す施設で保護されると、必ず再会することができるのです。


もしも、マイクロチップを入れておらず、
保健所などで保護され、ある期間を過ぎてしまうと、
再会することができないということもあるんです。


災害時のときも、
保護された後に、リーダーを通して、飼い主確認をすることも可能ですよね。


これくらいかなぁ・・・よくある質問は。


あとは、
うちで取り扱っているマイクロチップは、体温も測れる優れものなんです。

だから、マイクロチップを一度入れてあげていれば、
ワクチン接種やそれ以外の病気で、熱を測るとなったときも、
わざわざおしりに体温計を入れなくても、測れちゃうのです。

結構嫌がるわんちゃん・ねこちゃんが多いので、
体温が測れるっていうのは、かなりの利点かな?と思っています。


わたし個人的には・・・
GPS機能がついてくれたらなぁと夢見ております。

だって、迷子になったときに、GPSがついていたら、
「今このあたりにいる!」
っていうのがわかっちゃうじゃ~ないですか。

そして、
もしも誘拐されても、すぐ見つけられる!


誰か、開発してください(笑)


そそ。
先日、マイクロチップをいれた、はるちゃんの様子を・・・


e0196557_14351695.jpg

はるちゃん「こ、こ、こんにちは。

      今日は、トリミングに来たんだけど、
      ママがマイクロチップとかいうやつも入れてって、先生にお願いしてたの。

      注射なんだよね・・・?!」


はぁ~い!
大丈夫!
少しチクってするだけだよ?

e0196557_14371396.jpg

こ~んな感じで、注射をする感覚といっしょ。


そして、
リーダーを通すと・・・
e0196557_14412071.jpg

こんなふうに、番号が出てくるんです。

この番号がはるちゃんちの識別番号。

この番号を検索すると、はるちゃんのママとすぐに連絡ができるようになってるんです。


マイクロチップ、やってみたいな!という方、
いつでもご相談くださぁ~い☆
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# by ruoona | 2012-04-10 23:18 | 病気のこと



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