ル・オーナの毎日

カテゴリ:病気のこと( 29 )

狂犬病のお話

ル・オーナからの春のお知らせがみなさまに届いてからの
最初の土曜日。


狂犬病予防接種とフィラリア予防、ノミ・ダニ予防のスタートで、
ル・オーナの待合室は、熱気でムンムンです(笑)


ル・オーナの1週間の中で、
土曜・日曜は一番にぎわいます。

やっぱり、みなさんお仕事をされていて、
土日お休みって方が多いんですよね。


なので、家族みんなが時間のとれる土日に
わんちゃん、ねこちゃんを連れていらっしゃることが多いようです。


ル・オーナで迎える春も、今年で3回目。

ル・オーナに来る方々にも、
このシーズンのスタートが、だいぶ定着してきたように感じます。


わんちゃん、ねこちゃんにとって、
しっかり予防をしてあげるということは、
とても幸せなことだと思うので、うれしい限りです。


何かあってからでも対応はできるけど、
そうなる前に予防できるものは予防するに限りますものね!!!


ところで、本日は、狂犬病のお話。


狂犬病って言葉は聞いたことがある!という方がほとんどなのでは?!

少し前に、
「狂犬病にかかったワンちゃんに噛まれて死亡」
というニュースもありましたよね???


あのニュースの内容は・・・

日本から旅行に行った先で、わんちゃんに噛まれて、
帰国後、狂犬病が発症し、亡くなった・・・というお話でしたよね。


ポイントは、日本で、噛まれたのではない!ということ。


日本では、1957年以来、狂犬病は発生していません。



「日本にはないから、予防しないくていいんじゃ~ないのぉ?」
って言われることも、よくあります。


では、なぜないのに、予防するのか???


それは・・・

もしも日本に狂犬病が入ってきたときに、昔のようになりたくない。
という願いがあるから。


特に、狂犬病は、犬だけでなく、哺乳類全般、人にもうつる病気であるということ、
狂犬病を発症したら、ほぼ100%亡くなってしまう怖い病気であることから、
しっかり予防しよう!という動きになっているのです。


今、室内犬が増えて、
狂犬病予防接種を受けないケースが増えています。


確かに、日本には今存在しない病気で、
感染ルートも、狂犬病にかかった動物から噛まれた場合のみと特定されているので、
室内犬で外に行かないから平気という考えが出てくることも分からなくはないです。


だけれど・・・

もしも、何かの理由で、日本に狂犬病が入ってきた場合、
どうなるでしょう???


今までに、口蹄疫などで、感染を最小限に抑えるという理由で、
殺処分になったケースも多くありますよね??


もし狂犬病が入ってきて、
予防接種を受けていないことで、
蔓延するのを防ぐという理由で、

自分のうちの大事なわんちゃんが殺されるということになったら・・・
つらいですよね。。。


でも、
今までのケースから考えて、
そして、人も死に至らしめる病気であるとなると、

きっといざとなったら、
そんなふうになってしまうのでは・・・と思ってしまいます。


そうなると、
獣医師はもちろん、愛犬家、愛猫家のみなさんは、
ひどく心を痛めることになるでしょう。。。


もしも、法律の通り、みんながしっかり予防するというふうになっていれば、
大惨事になったとしても、
殺処分という方針は出てこないかもしれないですよね。


そう考えると、
やっぱり狂犬病の予防接種は、ぜひしておきたいなと思ってしまいます。


これは、私の個人的な考えで、極端な考え方かもしれないけれど、
わんちゃんと人との共存という上で、
わんちゃん・ねこちゃんを飼っている方は、
そこまで考えて、守っていってほしいなと思います。


「何も罪のない子たちが殺されることになる」
というのは、絶対に避けたいところです。


本当にそうなるかは、実際ならないとわからないことですが・・・

まずは、日本に狂犬病が入ってこないように、いくつものガードがなされているとは思いますが、
何かあったときのことを深く考えると、
そのようなこともあるかなぁ・・・と思うわけです。


変わった生き物をほしがる人も増え、
密輸も増えてきています。

狂犬病の媒介をするコウモリの行動範囲が増えているそうですし、
コウモリをペットにするケースもありますよね?


「絶対大丈夫!!!」はない!
と思ってほしいのです。


ワクチンの副作用や危険性から
ワクチン接種を反対したり、拒否したりというケースもあります。

それは、
いろんなことを考えた上で、飼い主さんが選択されることであれば、
それでいいのでは?と思っています。



まずは、その必要性、目的を知って、
そのことについて、考えてもらう。
そうして、一つの考えを導いてもらう・・・

それに意味があると思うので。



私は、なんでも一緒だと思っています。

避妊・去勢手術も、
ワクチン接種も、
フィラリア予防も、
ノミ・ダニ予防も、

そうなってからでも、ある程度は対応できる。
助かる病気もある。

ただ、そうなる前に予防して、ならないようにするか?

なってから、苦しい思いをさせて、つらい治療をして、克服するか?

だと思うのです。


それは人それぞれ受け止め方、考え方が違うと思うので、
その飼い主さんが思うこと・・・
それに私たちは合わせるようにしています。


ただ、それを選択するための情報提供はいつでもしたいと思っています。
間違った情報提供をしないよう、これからも目指していこうと思っています。
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by ruoona | 2012-04-14 22:23 | 病気のこと

疥癬(かいせん)について

疥癬(かいせん)って
みなさん、ご存じですか?!


疥癬とは、ダニの一種によって、引き起こされます。

ちょっとわかりにくいけれど、
コレがそのダニ。
   ↓
e0196557_16443056.jpg

中央にいるのが、そうです。


顕微鏡でしか見ることができないサイズなので、
これも、先日、皮膚病のわんちゃんから採取して、顕微鏡で見たときの映像なんです。


ついでにコレ
  ↓
e0196557_16462669.jpg

真ん中に二つ細長い丸いもの見えますか???
コレは、さっきのダニの卵!


ダニは、寄生しながら、こうやって卵を産み、
またその卵からダニがかえり、
どんどん増えていくのです。



このダニ・・・どうやってうつるの?ってことなのですが、

お母さんがもっている場合、生まれてきた赤ちゃんももっています。
そして、
このダニをもっている子に触ることでもうつります。


この疥癬に関しては、
犬でも猫でも移しあいっこしちゃいますし、
厄介なことに、
人にも移しちゃうんです。


あとは、
野生のたぬきなども持っていることがあります。


なので、
外飼いの子の場合、
たぬきなどが庭に来るおうちに関しては、
この疥癬をもらうこともあるんですよ???


疥癬の症状って???


とにかく、かゆがります。

そして、脱毛がおき、
皮膚は赤くなったり、ひっかき傷だらけになったりします。


その傷からばい菌が入って、
化膿したり、湿疹ができていたりすることもあるんですよ。


これは、少しわかりづらいけれど、
わんちゃんの頭を上から撮影したもの。

e0196557_16531728.jpg

頭の毛が薄くなっているのがわかりますか???


もう少しアップで、毛をかき分けて撮ったものがコチラ
        ↓
e0196557_16544584.jpg

実際は、脱毛もそうなのですが、
皮膚の色が赤っぽくなって、
湿疹がたくさんある状態でした。


この子も、
皮膚をかゆがって、脱毛があり、
飼い主さんが治療してほしいと連れていらっしゃった子でした。


で・・・

皮膚検査で、疥癬を発見して、
注射をすることに・・・


疥癬の治療で、シャンプーや体につけるお薬を使用されることもあるんですが、
目の周りなどにもあったので、今回は使用不可。

目に入ってしまうといけないお薬なので・・・


で、注射になったのですが、1回注射をして、2週間あけてもう一度注射。
これで、OKなんです。


なぜ、2週間後なの?

それは・・・
さきほどのダニの卵が2週間するとかえって大人のダニになるんです。

注射は、この大人のダニに効くので、
それを狙って、2週間後に打つわけなのです。。。


だから、ジャスト2週間で注射を打ちに来てもらうようにしています。


先ほどの写真の子も、

2回注射を打って・・・

2次感染を起こして、化膿していた皮膚は、
薬浴(菌をやっつけるシャンプーで洗う)をして、
抗生剤を少しだけ飲んで、
治療をし・・・

皮膚の再生を待ち、
新しい毛が生えるのを待ち・・・


今は、
e0196557_1752650.jpg

こ~んなに、キレイに皮膚がなり、毛も生えそろいました。


よかったよかった!


何より、飼い主さんが、

皮膚がキレイにならないんじゃないか?
ずっと一生ハゲちゃったままなんじゃないか?

って心配されていたので、

こんなにイケメンになって、大喜び!!!


アトピーじゃないの?とか、
アレルギーじゃないの?とか、
周りから言われていたらしいのですが、

そんな病気ではなく、

ダニをやっつければいいだけ!の病気だったのです。


思い込みや勘違いで悩む前に、
まずは病院へ!

意外にあっさり治ってしまう病気かも?!
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by ruoona | 2012-04-13 21:39 | 病気のこと

マイクロチップのお話

去年の震災のこともあったり、
それ以外にも地震対策の問題や、飼い主さんの管理責任問題などで、
マイクロチップが再注目されているようですね。


ル・オーナでも、
マイクロチップの相談を受けることが増えています。


飼い主さんの意識もアップしてきてるんでしょうね。


よく聞かれること・・・
少しピックアップしてみますね!


まず、その1。麻酔をかけるんですか?!

麻酔は必要ありません。
ワクチン接種やその他の注射と同じ感覚で、マイクロチップはいれることができます。


その2。どのくらいの年齢から可能?!

ある程度成長していたらOK。
ワクチン接種などで病院に来ている子なんかだったら、まず大丈夫です。


その3。痛くないんですか?!

本当に注射をする感覚だと思ってください。
針を刺すときに、チクッとはしますが、そのあとは全く・・・
とりわけ痛いというわけではないんです。


その4。副作用とかってないんですか?!

体にないものを入れるわけなので、心配ですよね?
これに関しても、全く問題なし。
うちの子たちも、小さいうちから入れていますが、問題を起こしたことはありません。

最近は、電磁波のことやらいろいろ話題になっているから、気になるところでしょうが、
いまだに報告はないので、大丈夫ですよ。


その5。入れたら、どんないいことがあるの?!

入れておくと、もしも迷子になったときがスムーズなんです。
もし迷子になって、保健所につれていかれても、
保健所で、マイクロチップのリーダーを通してくれるんです。

もしも、該当するデータがあれば、すぐに飼い主さんに連絡が来るというわけ。


だから、リーダーを通す施設で保護されると、必ず再会することができるのです。


もしも、マイクロチップを入れておらず、
保健所などで保護され、ある期間を過ぎてしまうと、
再会することができないということもあるんです。


災害時のときも、
保護された後に、リーダーを通して、飼い主確認をすることも可能ですよね。


これくらいかなぁ・・・よくある質問は。


あとは、
うちで取り扱っているマイクロチップは、体温も測れる優れものなんです。

だから、マイクロチップを一度入れてあげていれば、
ワクチン接種やそれ以外の病気で、熱を測るとなったときも、
わざわざおしりに体温計を入れなくても、測れちゃうのです。

結構嫌がるわんちゃん・ねこちゃんが多いので、
体温が測れるっていうのは、かなりの利点かな?と思っています。


わたし個人的には・・・
GPS機能がついてくれたらなぁと夢見ております。

だって、迷子になったときに、GPSがついていたら、
「今このあたりにいる!」
っていうのがわかっちゃうじゃ~ないですか。

そして、
もしも誘拐されても、すぐ見つけられる!


誰か、開発してください(笑)


そそ。
先日、マイクロチップをいれた、はるちゃんの様子を・・・


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はるちゃん「こ、こ、こんにちは。

      今日は、トリミングに来たんだけど、
      ママがマイクロチップとかいうやつも入れてって、先生にお願いしてたの。

      注射なんだよね・・・?!」


はぁ~い!
大丈夫!
少しチクってするだけだよ?

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こ~んな感じで、注射をする感覚といっしょ。


そして、
リーダーを通すと・・・
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こんなふうに、番号が出てくるんです。

この番号がはるちゃんちの識別番号。

この番号を検索すると、はるちゃんのママとすぐに連絡ができるようになってるんです。


マイクロチップ、やってみたいな!という方、
いつでもご相談くださぁ~い☆
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by ruoona | 2012-04-10 23:18 | 病気のこと

子宮蓄膿症

子宮蓄膿症(しきゅうちくのうしょう)は、女の子の病気です。
子宮と卵巣をとる、避妊手術をしていない子で起こりうる病気なんですよ。


「どういう病気なの?!」

子宮に膿がたまる病気なんです。


だいたい、中高齢(6歳~)の子で起こります。

そして・・・

生理が来てから2か月くらいまでの間に起こることが多いのです。



「生理って、もう歳だから、ずいぶん前からないわよっ」
って言われることがよくあるんですけど、


わんちゃんは、人と違って、
「閉経」
はありません。


なので、体の中では、
ちゃ~んと赤ちゃんが産めるように、毎回準備をしているわけです。


出血がなくなって、生理が終わったように見えることがありますが、

それは、年齢とともに、
出血の量が減ったり、
生理の間隔が不定期になったりで

目に見えた変化がないからなのです。



以前遭遇したケースでは、

13歳くらいのわんちゃんで、妊娠→出産

ということがありました。



体が赤ちゃんを産める体勢を作っている限り、
何歳になっても、
赤ちゃんを産むことができるんですよ?



お話が横道にそれちゃいましたね。。。



実は、この赤ちゃんを産める体勢を作った後に
問題を起こすこと、
それが子宮蓄膿症なんです。



赤ちゃんを産める体勢を作って、
もし受精→妊娠がなければ、
その体勢は必要なくなり、
体は元の状態に戻していくのですが、

この間、
細菌感染に最適な状態になってしまうのです。


もしも、
細菌に感染してしまった場合、
子宮に膿がたまる・・・という状態になってしまうのです。



すぐには症状は出てきません。


だいたいは、
なんとなく、食欲がないとか、元気がないとか、
お水をよく飲んで、おしっこの量が増えた!とか・・・


少し状態が悪くなると、
吐いたり、ぐったりしたり・・・


そして、
陰部からおりものが出たり・・・


そのままにしておくと、
具合が悪くなって命取りになることもありますし、
おなかの中で子宮が破けてしまって、膿が出てしまい、
腹膜炎(ふくまくえん)を起こすこともあります。



なんとなく元気がない、
生理が終わったばっかりなのに、出血がある、

とのことで来院した子も、


超音波検査で見たら、
子宮が腫れていて、

緊急手術となり、

おなかを開けてみたら、
子宮が破けて腹膜炎を起こしていました。



外から見ると大きな変化がない子でも、

おなかの中では、大変なことが起きていることが
よくあります。



なので、
中高齢のわんちゃん、ねこちゃんで
避妊手術をしていない子は、


発情が来たら、
それから2カ月くらいは、よく様子を見ておいてあげてください。

もしも、
発情が分からないっていう場合は、
少しでもおかしいなと思ったら、
病院に行って、子宮卵巣はチェックしてもらってくださいね。



一番は、
問題が起きる前に、予防してあげること。


もちろん、
避妊手術をしてあげることも、
選択のひとつですよ?
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by ruoona | 2011-02-10 22:48 | 病気のこと

皮膚病のセミナーでした。

今日は、朝から病院をお休みにして、
皮膚病のセミナーに出席してきました。


岩崎利郎先生のセミナーだったのですが、
実は岩崎先生、もともと岐阜大にいらっしゃった先生なんです。


皮膚病のセミナーで、
何度かお会いしたことがあるのですが、


鹿児島にいらっしゃったのは初めてのようでした。


久々にお話を聞けて、
楽しい時間を過ごせました。


先生のお話は、とってもわかりやすく、実践的なので、
大好きです。


皮膚病に関しては、
これからも力を入れていきたいところなので、
勉強になりました。


これからも、診療に生かしていきたいです☆
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by ruoona | 2011-02-06 20:35 | 病気のこと

ミミヒゼンダニ

ミミヒゼンダニってご存じですか?


わんちゃんやねこちゃんの耳の中に寄生するダニのことです。
そぅそぅ。
わんちゃん、ねこちゃんだけでなく、うさぎさんにもあるんですよ。


このミミヒゼンダニ、
耳の中の上皮(フケのようなもの)や耳あかなどを食べて生活してるんです。

そして、耳の中で、卵を産んで増えるんです。


これ、どうやって見つかるの???


実は、このミミヒゼンダニがいると、
耳の中は真っ黒に汚れているんです。


なぜか???


ミミヒゼンダニ本人もそうですが、
彼らから出る排泄物や死がいなんかも
その汚れには含まれているんです。



耳の中が汚れでいっぱいなので、外耳炎を起こしてしまうし、
耳の中でダニが動いているのも刺激になって、
わんちゃんたちは耳を気にして、
掻いたり、床にこすりつけたり、頭をふったりします。


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これがミミヒゼンダニ。

わかりますか???

しっかり手足が生えてますよね・・・


キモチワルイ・・・


よく、飼い主さんに、
「おうちにダニがいるからかしら?」
とか、
「うちに来てからなったのかしら?」
とかって聞かれるのですが、


ハウスダストの原因の一つと言われる、イエダニとは別のものです。

そして、
ミミヒゼンダニは、このダニに接触しなければうつることはありません。


例えば、

ミミヒゼンダニをもっているわんちゃんたちと接触したとか・・・

ノラ生活の間にもらってしまったとか・・・


閉鎖された空間で、
ミミヒゼンダニをもっている子がいない環境であれば、

そこから湧くことはありません。


ミミヒゼンダニにかかっていても、
治療をすれば、よくなります。


注射が主ですが、
それ以外にも、飲み薬や塗り薬などもあります。


ミミヒゼンダニを退治してしまえば、
耳のかゆみは落ち着きますし、
耳汚れもなくなりますよ。


うちの子、
耳が汚れてるんです!

って方、
一度はミミヒゼンダニのチェックをしてもらってみては???
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by ruoona | 2011-02-03 23:09 | 病気のこと

ニキビダニとは?!

ニキビダニって?!

答えは、こ~んなやつ。
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わかりますか???
このひとつひとつに、足があるのが・・・
(気持ち悪いですよねぇ。。。わたしは、このダニが一番苦手です。)

これがニキビダニです。



「ニキビと関係あるの?!」
と思う人、多いのでは??


ニキビダニとは、ダニの仲間で、皮膚の毛根のところに寄生(住んでいる)ダニです。

別名があって、
「アカラス」とか、
「毛包虫(もうほうちゅう)」とか、
言われることもあります。


ダニって、
「人にうつらないの!?」
と思いますよね?

実は、人には、普通にいるダニなんですって。
皮脂を食べているとか・・・


このダニ、
毛根(皮膚でも奥の方)に住んでいるので、
皮膚の検査をしても、
見つからないことも多いんです。


なので、皮膚病がひどい!という子には、
いろんな場所から、何度も皮膚の一部を採取して、
検査をさせてもらっています。


このときは、
きっとダニはいる!
という気で、
スタッフが探偵になったつもりで?!
隅から隅までチェックするんです。


だから、
見つけたときには、
「よく犯人を見つけてくれた。いい仕事をした!」
ってくらい、
喜んでいます。



さて。。。

わんちゃんでは、
どうして問題が起こるのでしょう???


わんちゃんたちの場合は、
お母さんからもらって生まれてくるケースも多いようです。
それ以外には、
このダニを持っている、わんちゃんたちとの濃密な接触でうつることもあるとか・・・


このダニをもって生まれても、
症状を示さない子も多いんです。

ですが、

抵抗力が落ちているとき、
例えば、
免疫力があまりない子犬のとき、
年をとってきて、免疫力が落ちてきているとき
何か病気にかかって、体力が落ちているとき
などに、
症状を現すことがあるんです。


ダニが異常繁殖して、毛根にダメージを与えることで、脱毛が起きます。
はじめは、顔や手足の先の毛が薄くなることが多いのです。

これは、先日来たわんちゃんのおでこ。
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目の上からおでこにかけて、
毛が薄くなっているのがわかりますか???


この脱毛、、ひどくなると、もっと広い範囲で起きてきて、
かゆみをおこします。

そのかゆさから、ひっかいたり、かんだりして、傷を伴うことも。。。
傷からバイキンが入って、今度は化膿することもあるんです。


さて、
どうやってやっつけるか?なのですが、


狭い範囲だったら、塗り薬もあります。
だいたいの子たちは、飲み薬を使って、ダニをやっつけていきます。

ダニをやっつける特殊なシャンプーもあるのですが、
結構匂いがきつかったり、
本人にもストレスを加えることもあるので、
最近では、あまりしていません。


治療をしていけば、よくなる病気なので、
広い範囲で脱毛が起きたり、かゆみが起きる前に
やっつけたいですね。


ちなみに・・・
抜けてしまった部分も、
治療後は、ちゃ~んと毛が生えてきますよ!


この病気は、
皮膚病の子で、意外と見落とされていることもあるので、
皮膚病がなかなか治らない・・・
という子は、
ぜひチェックしてもらうと同時に、
見つからなくても、念のため、治療をしてもらうのをおススメします。
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by ruoona | 2011-01-22 22:31 | 病気のこと

ヘルニア予防

最近続けて、
椎間板ヘルニアの症状の子が来院しています。

どの子も
みんなダックス。

幸い、
内科的治療で落ち着いているのですが。


椎間板ヘルニアは、遺伝的要素もあると言われています。

遺伝ばっかりは変えれないので、
あとはできる予防をしてあげることですね★


例えば、

フローリングで滑るようなところは、
カーペットやマットを敷いて、滑らないようにする。


そして、


階段の上り下りや、ジャンプなど
なるべくさせないようにする。


これだけでも、
ヘルニアの予防になるんですよ。


ヘルニアの症状を示すダックスの大半は、
高いところに平気で登ったり、
後ろ足だけで立ったり、といった、
比較的、活発で、ジャンプ力がある子。


イスに乗ってしまう!という子は、
イスを乗れないように工夫してもらう。

イスを踏み台にして、
どこかに移動する手段にしているのであれば、
乗って移動ができないようにしてしまう。

そして、

イス自体に乗るクセがある子の場合は、
イスの周りに、テープを張って、
踏むと、ペタッとくっつくように仕掛けておくと、
くっつくのが嫌で
乗るのをやめるようになるでしょう。


ちょっとした工夫で、
ヘルニアを防止できるかもしれませんよ?


そうそう。

あと、気をつけてもらいたいこと・・・
抱っこの仕方!


ダックスは胴長短足なので、
他の犬種に比べて、抱っこもしにくいですよね?

縦抱きをしている人が多いのでは???

縦抱きとは、
人と同じような格好、

つまり、

二足歩行の体勢で
抱っこしている状態。


この体勢は、
長い胴に対して、
縦に力が加わってしまうので、
腰に負担がかかってしまうのです。


なので、
おなかの下に手を添えて、
横抱きをしてもらうのが理想。


なかなか慣れるまで間、
やりにくいとは思いますが、

かわいいわが子のためです。


まずは予防から心がけてみましょう!!!
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by ruoona | 2011-01-21 21:42 | 病気のこと

うさぎさんの涙

最近・・・
うさぎ年だからか(笑)
うさぎ、大人気ですね!


病院に来るうさぎさんも
前からすると増えてきた気がします。


うさぎさんは、
「さみしいと死ぬ」ってよく言われてますけど、

なんでだと思います???


うさぎさんは、
ねこちゃんやわんちゃんに比べて、
症状が表に出てくるのが遅いのです。

しかも、出てきた症状も、
なかなか分かりにくいものばかり。


ちょっとした変化を見落とすと、命取りになってしまうことがよくあるのです。


なので、
ちょこちょこ気にしてあげる
そうじゃなきゃ、死んでしまう。

って意味が隠れているんですよ?
(ま、こじつけですけどね・・・笑)


それはさておき・・・


うさぎさんの健康チェックのお話。

今回は、「なみだ」。


なみだは、通常あふれるほど出ることはありません。

なみだがあふれているということは、
何か目に問題がある。
ということなのです。


この子のなみだは・・・
e0196557_19335541.jpg

白いのがわかりますか??


わかりづらいという方に、少しアップで、もう一枚。
e0196557_19471494.jpg

指のところに注目してください。

目頭に、白い液体がたまっているのが分かりますか??



白い涙の正体は・・・

実は・・・

膿まじりの涙なのです。


なぜ、膿がここから??と思いますよね?

実は、歯が原因なんです。
歯根(歯の根っこ)の部分が炎症を起こし、化膿してしまうのです。

さらに、目と鼻は、鼻涙管(びるいかん)と呼ばれる管でつながっているんです。

その管と化膿した部分が合流して、
膿が鼻涙管から出てきた状態が、コレなんです。


だ~か~ら~

白い涙が出てきてるということは、
歯に問題が起きている!ということなんです。


生活していく上で、涙だけであれば、
「ま、いっか!」
と見過ごされるところなんですが、

実は怖い状態が起きていて、
進行してしまうと、
命にかかわることもあるんです!


白い涙をみつけたら、
すぐに、病院にいってあげてくださいね。
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by ruoona | 2011-01-14 22:33 | 病気のこと

白内障

眼科に詳しい先生のところに
お邪魔する機会があり、

とても勉強になりました。



白内障に関しても、


もっともっと

目を観察してあげて、


白内障との付き合い方を
飼い主さんに提示していかなきゃいけないなぁ

と実感しました。




うっすら白くなってきている状態の子には、


うす暗くなってきたら、
見えづらくなるから、

夕方以降のお散歩は
気をつけてあげてください


などと
お話していたのですが・・・




実際うす暗くなった部屋で
名前を呼ぶ実験をしたのですが、


明るいときと
うす暗いときとで

障害物をよけながら、

短距離で
呼ばれたほうに来る



という行動にさえ、
差がありました。




想像していた以上に、

わんちゃんたちは、
見えづらくて、
注意をしてあげなきゃいけないんだな

と反省。




これからは、

もっと目を観察するように、
心がけることにしました!!!



何事も
早期発見・早期治療。
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by ruoona | 2010-04-21 23:02 | 病気のこと



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